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アイスホッケー選手のイアンは試合後に彼女を送り届けた後、何者かに襲われて絶命した。しかし目覚めると彼は社会人として違う人生を送っていた・・・。
同じ時間をループする作品は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ハッピー・デス・デイ』など数々ありますが、今作は一日毎に殺されて違う人生が訪れる一風変わったホラーループ作品。
リセットする毎にオフィスで働く社会人やタクシー運転手などに次々変わっていく点も興味深いのですが、周りにいる人間も違うかたちで絡んでくるのがおもしろい。
彼女だった人物が同僚だったりタクシーの乗客になったり。
リセットを繰り返す毎に恋人だった二人の距離が遠くなる中、あることをきっかけに記憶を取り戻しループの原因に立ち向かう。
なぜ彼がループしているのか、なぜ殺されなければならないのか。
その謎が明かされ始める後半はもはやループものというよりはダークファンタジーと化していて二度楽しめる（！？）。
謎のモンスター的存在が出てきたりマトリックス的設定に飛び込んでいたりと世界観がごちゃ混ぜでまとまりがないラストではありますが、予想外の展開にグッとくる、はず。
B級界にゴロゴロ転がっている不条理ループものでは味わえないラストの爽快感、ぜひ楽しんでください。
- ●今日も僕は殺される（2007）
- 監督ダリオ・ピアーナ
- 出演 マイク・ヴォーゲル／クリスティーナ・コール
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- 記事を書いた人
アサミヤカオリ
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【AWAP公式ブロガー】1983年生まれ 大阪出身・徳島在住。アクリル・ペン画・クレヨン・Photoshopなど、様々な画材を用いて作成。リアル路線の人物画〜おもしろテイストのエッセイコミックまでタッチも様々。展示会出展、CDアートワーク、似顔絵作成、映画ブログなど多方面で活動中。
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