清掃のアルバイトをしながら家族の面倒を見ているケイラは、ある日友人アイザックの家でレトロゲームを見つける。
それは簡単な質問に答えれば賞金をもらえるというゲームだったが、現実世界とリンクし死者の出る危険なゲームだった。
ゲームをクリアして賞金を獲得するといえば『イカゲーム』や『カイジ』など、映画やドラマや漫画、ジャンル問わず人気ですが、今作は80年代のレトロゲームが現実世界とリンクするという設定が萌える。
古いパソコン画面に「休憩する?」「しない?」なんていう簡単な質問が出てそれを選ぶだけなんだけど、選択によっては周りにいる無関係な人間が強制的に危険な目に遭うという荒さがB級好きにはたまらない。
ただただ荒唐無稽なだけでなく、ケイラとアイザックが殺人ゲームの正体に迫っていく謎解きシーンもあるから侮れないのです。
荒削りなところはあるけれど「設定萌え」な人には刺さる一本かも。お時間ある時にぜひ。
- ●『チューズ・オア・ダイ』(2022年)
- 監督トビー・ミーキンズ
- 出演アイオラ・エバンス / エイサ・バターフィールド / アンジェラ・グリフィン