2025年9月8日

【わたしの夢】畠中健斗さん「行動から全てが始まる― 先端技術で挑戦し続ける学生ベンチャー」

あなたの夢は?

私が関わる、あるいは私が作り出した何かしらの物事で幸せになる人を増やすことです。

具体的にどんなことをしていますか?

株式会社GoFer』の事業は、もともとスマホ教室からスタートしました。
そこから大学生の人材紹介広告事業IT系の開発、最近では脳波などを扱う先端技術にもチャレンジしています。
株式会社バイオリッジ』では、オリジナルバイオ(菌)を使って、生ごみを分解して資源化するという環境系の取り組みもしています。

事業が広がったきっかけは?

最初は本当に〝なんでも屋〟みたいな感じでした。
高齢者の方から「草抜き手伝って」と頼まれたら時給で受けたり、とにかく目の前のニーズに応えることから始めました。
その中で、「スマホが使えなくて困ってる」という声が増えたことがきっかけでスマホ教室が始まり、技術とニーズの組み合わせで事業が一気に広がっていきました。
とりあえずやってみる、それが全ての始まりです。

なぜ徳島で活動を?

徳島大学の学生だったので、「じゃあ徳島でやるしかないか」っていうシンプルな理由から始まりました。
サークルを立ち上げるよりも、会社を作って、ちょっと目立つことをしてみようという気持ちでした。

不安や苦労したことは?

学生起業って、まず「常識がない」というのが大きな壁でした。
普通は社会人経験を経て起業する人が多いので、学生だと知らないことが多すぎて苦労しました。
そして、当然ながらお金がない。資本がない。のも大きなハードルでした。

学生が将来の不安を感じたときにできること

自分自身で「取捨選択」する力を持つこと。
「すべての仕事が将来的に役立つ」なんてことはないので、自分で決めて、続ける・辞めるを判断してください。
成長を目的にするなら、「楽しい」「メンタルが安定する」といったことも大事な判断材料になります。

不安や悩みを感じたときどうしていますか?

まずは「自分がどうしたいか」を決めること
その上で、上手くいってる人の意見を素直に取り入れることも大切です。
僕は交流会などに積極的に参加していますが、徳島は参加しやすい環境なんですよ。
東京だったら学生起業は数百社あるけど、徳島なら数社。
「学生です」って言えば注目されやすいし、「この人いいな」と思った人に乗っかってみるのもアリです。

徳島で頑張っていてよかったと思うこと

例えば、「東京都知事に会いたい」は難しくても、「徳島県知事に会いたい」なら頑張れば届く可能性があります。
地方は先端技術の浸透がまだこれからなので、第一人者になれるチャンスもあります。
脳波をビジネスにする人も、四国では少ない。
だからこそ、徳島で挑戦する価値があると思っています。

読者へメッセージ

僕は結構〝突っ走るタイプ〟なんです。
でもそんな僕でも「徳島って挑戦しやすいな」って感じることが多いです。
だからみなさんにも、「考える前にまず動く」っていうスタイルを試してほしい。
最初はうまくいかなくても、行動していれば仲間や応援者が現れます
だからこそ、「まずは行動!」これに尽きます!

インタビュー動画はこちら

※この記事はフリーマガジン「AWAP 2025年号」に掲載された内容をWEB用に再構成したものです。
取材は、2024年11月23日(土)に開催された公開収録イベント
夢語りシンポジウム」にて実施されました。

  • 記事を書いた人
    【ASC1期生】ここあ
AWAPの運営する学生コミュニティ『AWAP学生クリエイターズ』メンバー。AWAP編集部と共にフリーマガジン制作やイベントなどの活動を行っている。

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