2025年9月8日

【わたしの夢】大谷 幸輝さん「SNSで徳島の未来を変える県内企業を〝トップアカウント〟へ 」

あなたの夢は?

いちばん大きな夢は、今やっている株式会社ZENを、誰もが知っているような存在に育てること。
そして、働いてくれているスタッフたちが〝自慢できる会社〟にしていきたいと思っています。 「徳島グルメの大谷さん」と言われるだけじゃなく、会社としても全国に知られるようになりたいです。

夢をもったきっかけは?

小さい頃から「どうせやるなら絶対に一番になりたい」という気持ちがありました。
メディアを立ち上げた時も、「徳島で一番はもちろん、四国でも一番の存在に」と決めていました。 生まれつきの性格かもしれません(笑)。

現在の取り組みを教えてください

メディア事業(Instagram『徳島グルメ』でのPRなど) と、SNS運用代行(企業のSNSを一括で運用)の事業を行っています。
SNS運用代行では「四国一の運用チームがあなたのアカウントを育てます」をコンセプトに、
プロバスケットボールチームの徳島ガンバロウズ、鳴門金時農家さんや、美容エステなど、徳島県内でそれぞれの業種の〝トップアカウント〟を作り上げています。
将来的には、この仕組みを他県にも展開して、全国各地の〝地方のトップ〟を生み出していくことが目標です。

映像や配信でこだわっているポイント

ターゲット層を意識した〝見やすさ〟を重視しています。
年齢層が高い視聴者向けには、文字サイズを大きくしたり、テンポをゆっくりにしたり、親しみのある音楽を使ったり。
〝誰に向けた動画か〟を常に意識して作っています

印象に残っている出来事は?

動画撮影・編集にはものすごく時間がかかります。
30秒の動画でも、撮影に4〜5時間、編集や打ち合わせを含めると10時間以上かかることも。
でも、その動画で「お客さんが増えた」「売上が3倍になった」と言ってもらえた時は、やっていて良かったなと思います。 努力が形になったと感じられる瞬間ですね。

採用やチーム作りで大切にしていること

大学生をはじめとする20代のスタッフが多いのですが、大切にしているのは〝前向きさ〟〝向上心〟。特に注目しているのが、レスポンスの速さや、提案力などのコミュニケーション能力です。
ただ断るのではなく、代替案を出してくれるような柔軟な対応ができる人を評価しています。
また、SNSの事業なので、〝人からどう見られるか〟という意識がある人は特に向いていると思います。

なぜ徳島で起業しようと思った?

生まれ育ったのが徳島だったからです。
高校卒業後は就職して、20歳くらいの時に副業でカメラマンを始めました。
ツイッターで全国のカメラマンとつながって情報を得たり、撮影に同行したりする中で、
徳島にいても全国レベルの学びや経験ができると実感しました。
「都会に行かなくても、徳島からでも勝負できる」そう確信して、地元での起業を決意しました。

不安や苦労したことは?

昔は「SNSに力を入れても仕方ない」と思われることもありました。
でも、今ではSNSの重要性が浸透してきて、理解あるお客さんが増えてきました。
あとは、営業で経営者と一対一で向き合う機会が多いので、緊張する場面もありました。
ただ、それを経験したからこそ、人前で話すことにはもう慣れましたね。

徳島で頑張っていてよかったと思うこと

「徳島グルメを見たよ!」と言われることが増え、家族や親戚、友人たちも応援してくれるようになりました。 地元で仕事をしている実感や誇りを持てるようになったのが、すごく嬉しいです。

読者へメッセージ

「やるなら絶対に一番を目指す」 それが僕の信念です。
やるかやらないか迷ったときは、やる方を選んでみてください。
そして、自分の熱量と同じくらいの仲間と出会って、切磋琢磨していってください。
もしそういう仲間がいなければ、ぜひ僕たちのチームに来てください。一緒に一番を目指しましょう!

インタビュー動画はこちら

※この記事はフリーマガジン「AWAP 2025年号」に掲載された内容をWEB用に再構成したものです。
取材は、2024年11月30日(土)に開催された公開収録イベント
夢語りシンポジウム」にて実施されました。

  • 記事を書いた人
    【ASC2期生】いつき
AWAPの運営する学生コミュニティ『AWAP学生クリエイターズ』メンバー。AWAP編集部と共にフリーマガジン制作やイベントなどの活動を行っている。

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