4人目 Fi-Redくん
今回の「わたしの夢」はラッパーを目指す、Fi-Redくんにお話しを聞きました!
僕にとってラップは、音楽の表現方法の一種で、他の音楽よりも自由で入り口は広いんで、やりやすい表現方法かなって思ってます。
高2の時に何の気なしにYouTubeで「ラップ」って調べて出てきた動画を見て衝撃を受けたというか…かっこいいなって。言い方悪いかもですが「簡単に誰でもやれる」みたいなところに感動して、ラッパーやりたいって思ったんです。
今のところ音楽に対してすごく楽しんでやっていますが、それがご飯を食べていくだったり、仕事にするだったりを意識しすぎて「作業」にならないように「作業」だと感じるようにならないか不安ですね。
そういう風(作業)になったら、自分が最初の方に作った昔の曲だったりを聞いて初心を思い出して、とにかく楽しんでやるとか面白くやりたいです。
僕はすごく浪費家なんで、お金があったらある分だけ使っちゃうんで…散財しないように心がけています。県外でもライブやらせていただいてるので、そういう時にちゃんとお金が使えるようにお金を作ってそれを回せるようにしています。
その場で何を競っているのか争われているのかっていうのがわかるし、見ているお客さんにもわかりやすく勝敗であったり、ラッパー同士の優劣というものが伝わるんじゃないかなと。そこが一番面白いポイントなんじゃないかなと思っています。
その時に作りたい曲のテーマだったりが色々あるんで、自分のその時思っていることだったり歌にしたいことだったり、そういうのをバーっと適当にiPhoneのメモに書き出して、そこから何日間も煮詰めていって骨付というか肉付をやっていって形にする感じですね。
ライブではお客さんから単語を5つ程貰って、その場でその5つを繋ぎ合わせるラップをしているんですが、出来るだけ手短かにをモットーにしています。すぐにその単語から単語へ結び付けていかないとだし、でも焦りすぎて文脈を踏み外したらお客さんにも伝わって面白くないんで、気をつけるところですね。
僕も大学生になって1年間は、将来どういう仕事に就くのかとか、やりたいこととかわからなかったんで…でもラップをやって、音楽を通じて出会った人達のおかげで、今はこうやってラッパーになりたいっていう馬鹿げた夢を持っているんですけど(笑)別に無理に見つける必要はないと思うんで、楽しくやっていっていれば何かあるんじゃないかなって思います。なのでそんなに焦らんで良いと思います。