2020年2月28日

【AWAP 2020冬号掲載】[特集] AQUA CITTA FESTA 2019 REPORT

今回特集するのは、水辺の倉庫街が魅せるアクア・チッタフェスタ2019

2019年11月16日(土)・17日(日)に万代中央ふ頭の水辺の街で開催された、”おもっしょい”が満載のお祭り、アクア・チッタフェスタ2019の様子をお届けします!

賑わう街を再現したお祭り・アクア・チッタフェスタ

新町川へと続く万代中央ふ頭という場所は、約50年ほど前には流通の拠点として栄えた町でした。

2005年から、NPO法人アクア・チッタによって再開発への規制緩和の活動が行われ、ガランとした倉庫街から一変。現在では雑貨店や飲食店が増え、賑わいを見せています。

そして、この場所に”賑わい”を表現する”1日だけの街”の再現を目標として、様々なコンテンツを体感できるお祭りを2005年より開催、それがアクア・チッタフェスタです!

2日間行われるイベントには数多くの屋台が出店し、連日大盛り上がり!さらに、会場にはステージが2箇所設けられ、常時、音楽ライブやパフォーマンスが行われます。

アクア・チッタフェスタ一番の見所は、2日目のフィナーレに上がる「音楽花火」

ステージでの生演奏の曲に合わせて打ち上げ花火が上がる演出は冬の夜空をロマンティックに彩ってくれます。

音楽花火ステージを盛り上げる徳島の奇才!

アクア・チッタが生んだバンド「POLU」の活動を影で支えてきたクリエイター集団。アクア・チッタや音楽花火を熟知する彼らが、「GEEK! GEEK! GEEK!」 として、満を持して音楽花火に携わることに。

彼らが奏でる、ロックでもテクノでもない”Transformed Pop”の音楽に合わせて上がる打ち上げ花火は必見!このステージのために書き下ろした楽曲『November』にはゲストヴォーカル・ブラスセクションも加わり、さらに豪華な演出・サウンドで会場のボルテージは最高潮に。

食べて・見て・体験できるお祭り

11月16日(土)・17日(日)の2日間に渡って行われた「アクア・チッタフェスタ2019」。

約100店舗ものフードやハンドメイド店が出店、会場内の2箇所のステージでは1日を通してライブパフォーマンスやイベントが催され、来場者を楽しませてくれました!

食べて、見て、これだけでも大満足の会場なのですが、ウォーターアクティビティも充実!! 新町川から続く水辺の立地を生かした「ひょうたん島クルーズ」「カヤック体験」など、水都徳島を体感できるアクア・チッタならではのコンテンツやハンドメイドなどのワークショップも!

また、AWAPもInstagramでいいね数を競う「インフルエンサーコンテスト」を開催。表彰式では受賞者に豪華賞品を授与させていただきました!

音楽が彩る水辺

新町川に沿って東西に広がった会場内には「メインステージ(東側)」と「ツリーステージ(西側)」の2箇所が設けられ、常時音楽が鳴り、歓声が聞こえる賑やかな空間となっていました!!

出演者は近隣の小学校や、徳島・関西で活動しているアーティストなど、総勢32組が出演

水辺の風や雰囲気を味わいながらのライブステージは爽快感バツグン!! メインステージ、ツリーステージと交互にパフォーマンスが行われるようタイムテーブルが組まれているので、アーティストがかぶってて見れない! なんて心配もなし! ライトアップされた夜のステージは、お昼と違った装い。ロマンティックで人肌恋しくなっちゃう演出でした!

きらめきが舞うクリスマスツリー点灯式

ツリーステージの横には、どーーん!と高さ6mの巨大なクリスマスツリーが!!

毎年、アクア・チッタフェスタ1日目の夕方、このクリスマスツリーの点灯式が開催されています。2019年の、このビッグイベントを担当するのは…AWAPでもおなじみ、徳島でシンガーソングライターとして活躍中のHighTさん

数曲を披露したのちHighTさんオリジナル楽曲『OverRoad』の間奏で始まった点灯のカウントダウン。「3、2、1、0!」の声とともに、ライトアップ! 美しい光に包まれながらオリジナル楽曲とクリスマスソングのマッシュアップを歌い上げ、会場を魅了していました。

徳島と創る音楽

アクア・チッタフェスタ2日目の19時30分からは、いよいよフィナーレの音楽花火ステージ!!

GEEK! GEEK! GEEK!がこのステージために書き下ろした「November」の生演奏に合わせて大輪の打ち上げ花火が夜空に咲く最高のシチュエーション。ライブの様子はエフエム徳島のラジオ番組で生中継され、会場から遠くにいてもステージを楽しめる仕掛けも!

花火の雰囲気をより趣深いものにしてくれる楽曲「November」は、11月の花火の物哀しさや憂いを帯びたような情景をイメージしたメロディー。そして、曲を聞いた方それぞれの気持ちが投影できるように、と作詞された楽曲なのです。

音楽花火ステージには、GEEK! GEEK! GEEK!の他、ゲストヴォーカル、ブラスセクションも加わり、総勢14名での豪華なステージに!

ゲストヴォーカルには、「THE NINJA」から加賀ノ一向さん。兄であるGEEK! GEEK! GEEK!のヴォーカル、ちくげさんとの夢の兄弟共演! このブッキングは徳島の音楽シーン胸アツの演出!!

「絶対に一緒にバンドはしない」と誓った二人の歌声を聞くことができるのは音楽花火楽曲の「November」だけ!! このステージを心待ちにしていた方はもちろん、初めてのお客さんも大興奮。

また、ブラスセクションのメンバーには、徳島で活躍する管楽器奏者、さらには、10月・11月と開催された音楽花火ステージヘ向けてのワークショップ内で募集した学生メンバーが参加。豪華メンバーで奏でられた「November」は、ステージの雰囲気をより幻想的なムードへ盛り上げ、冬の夜空が音楽と光に包まれる最高のステージとなりました。

音楽花火ステージを終えて

演奏の裏側では…(GEEK! GEEK! GEEK! ちくげ)

いろんな物事を見据えて、組み立てないといけない不安。成り立つようなコンテンツを作らないといけない、考えないかんこといっぱいあるじゃないですか!独りよがりの曲作ってもいかんし、難しすぎてもいかんしっていうプレッシャーはありました。

リハ中に気づいた事実!(GEEK! GEEK! GEEK! マツミヤカズト)

リハで「そうか、俺ら自身は(前向いてるから)花火見れへんやんけ」と気づいて愕然としましたが、結局はものすごい達成感でした。今後の音楽人生でこれ以上の体験ってあるか?と不安です。まだ結成1年ちょいなのに。とにかく、本当にありがとうございました!

カメラマンではなく演奏者として(GEEK! GEEK! GEEK! zue)

楽しかったです!でも花火を見る余裕がなくて、僕からはマツミさんと、ちくさんと、一向さんが見えてたので、ずっと顔見ながら「楽しそー!」と思いながら弾いてました。それしか記憶がないです。

理想のフェスタ&音楽花火ステージ(NPO法人アクア・チッタ理事・事務局長 岡部 斗夢)

今年の音楽花火は久しぶりに音楽花火をプロジェクトとしてトータルできちんと見据えてできた年でした。フェスタとしても、音楽花火としても、GEEK! GEEK!GEEK!としても、AQUA CITTA RECORDSとしても、バランスを見据えた動き方ができた良い年になりました!

充実したアクア・チッタフェスタでしたね。課題や問題を整理して、いろんな人たちに、もっともっと喜んでもらえるようなアクア・チッタフェスタができたらいいなと思っています。ずっと目指していたような形をみんなで創ることができて、そして、それをすごく納得できたのは、アクア・チッタフェスタ15年目にして、初めて感じた感覚なので、今後もお力、お助けください!


AWAPでは音楽花火の裏側を独占取材&特別WEB番組を配信中!!

また紙面では音楽花火の舞台裏も掲載! 是非お手に取ってチョックしてみてください!

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AWAP編集部
徳島で頑張るひとを応援するメディア。セミナーや取材を通して若者にクリエイティブスキルをレクチャーしながら、一緒にフリーマガジンやWEBメディアを創っています。

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