自殺した友人とコンタクトをとるためウィジャボードを使った若者達が一人一人消えていく…。
ウィジャボードとは日本で言うコックリさんのことですね。
ウィジャボードを使う際は“墓場ではやらない”“1人ではやらない”“最後に「さよなら」と言う”という決まりがあるようで、それを破ったものは呪い、襲われ、殺されるというタイトルそのまんまな展開になります。
今作がおもしろいのは、ウィジャボードの呪いを深掘りしていくサスペンス要素も含まれている点。
そして出てくる女性みんな美女!やはりホラーと美女は切っても切り離せませんね。
ホラー作品を盛り上げる要素は、普段はとっても美形の女性が恐怖に顔を歪めるという点にあるわけですよ。だから今作のように美女だらけだと、どんだけ美しい顔を異形のものとして見せてくれるのだろうか、とワクワクしてしいます。
実際に友人役であるイザベルの”形相“は見ものです。
このオカルトな題材を生かしたホラー作品、海外ホラー特有の物理攻撃ありの脅かし系に分類されるので、お化け屋敷に来たと思って観ていただければとっても面白いと思います。
観た後は友達とコックリさんしたくなるかもしれませんが、ちゃんと挨拶だけはしましょうね・・・!
- ●『呪い襲い殺す』(2014年)
- 監督スタイルズ・ホワイト
- 出演オリヴィア・クック/アナ・コトー/ダレン・カガソフ