こんにちは。
ミスミアヤカです。
大型連休と呼ばれる1週間がおわり、日常的な生活が戻ってきました。日常生活。あなたにとっては、慌ただしいものでしょうか。穏やかなものでしょうか。
今回のテーマは｢ドライブ｣。
そして今回は、短歌と詩をお届けします。
気づいてねピンクのシールを貼ったこときみ専用のドリンクホルダー
ド深夜のAMラジオが今は効く環状線をUターンして
あの信号右に曲がればコンビニがあるからそこで降ろしてさよなら
｢知らない曲｣
母のカーステレオ
わたしが産まれる前の音楽ばかりが流れる
何度も聞いた昔話
いつも同じ場面で笑うところが好き
今ならば素直になれる
今じゃなきゃ素直になれない
わたしひとりで運転できるよ
もう
大人になったもの
高速道路は苦手だけど
環状線を走るのはすき
どこまで行くの？
どこまでも
海が見えるまで
iPhoneの充電が落ちるまで
ただ走っていたい夜があってもいいよね
いいでしょ
母の昔の車で聴いたカセットテープの音楽
今でもきっと口ずさめるよ
わたし今夜は帰らない
素直になるため
おとなになるため
iPhoneが知らない曲を流している
ただ走っていたい夜があってもいいでしょ
いいよね
-
-
- 記事を書いた人
ミスミアヤカ
-
-
【AWAP公式ブロガー】徳島県在住。詩人・歌人を志し、文芸創作活動中。高校生の時から現在に至るまで、小説や詩、短歌の作品を作り続けている。
関連記事
