核戦争で文明が崩壊した1997年、1人孤独に暮らしていたキッドはアップルと出会う。
彼女と生活を共にすることになった矢先、水を牛耳るゼウスにアップルが誘拐されてしまう。
公開当時鑑賞してめちゃめちゃ好きだった今作。
久しぶりに観てみると想像以上のゴア描写!
首は吹っ飛ぶは内臓はズルズル這い出るは、血糊の量が半端ない!
でも、記憶に残っていたのはキッドが出会うアップルのかわいさ。
色白でローラみたいな目鼻立ちがくっきりした超美形なのに、ピンク色の髪の毛に屈託ない笑顔、人との距離をぐいぐい詰めてくる空気の読めなさ。
茶目っ気が過ぎる彼女に誰しもが心奪われるはず。
悪者たちがBMXでアクションする姿に、コミックのヒーローだったはずのターボライダーの能力を手に入れるキッド、低予算な雰囲気ながら気合の入ったコスチュームなどツッコミどころ満載なのが今作の魅力でもある。
80年代映画作品の荒唐無稽さがエモくて、こんな作品が作られることにワクワクしてしまうのです。
ゴア描写が苦手な人もいると思いますが、それを凌ぐアップルの魅力を観てほしい!!
もうアップルかわいい!
80年代作品や『マッドマックス』や『北斗の拳』的世紀末作品が好きな方は絶対ハマるはず。ぜひ。
- ●ターボキッド(2015)
- 監督フランソワ・シマール/アヌーク・ウィッセル/ヨアン=カール・ウィッセル
- 出演マンロー・チェンバーズ/ローレンス・レボーフ/マイケル・アイアンサイド