2025年6月10日

【キモノ着てどこ行く?】第六号 やりやすさ重視!着物の収納とお手入れ方法/そでふれ

こんにちは!そでふれのYUKAとずえです🦊

先日童学寺さんに藤を見に行ってきました。

とても良い香りがして癒されまくりました♪

さてさて…

一気に気温が上がって汗ばむ陽気が続くようになりました☀️

みなさんはもう衣替えはしましたか?

今回は、私たち妖怪キモノスキー(笑)の素人収納から、呉服屋さんから聞いた着物のお手入れや保管方法など

色々書いていこうかなと思います☺️

着物お手入れ方法

冬の間しまっておいた浴衣、単衣着物、夏着物など、、

出して広げてみたら、無かったはずの汚れやシミが…😣なんてこともよくあるはなしです。

着物の素材によっても異なってきますが、

絹のものはおうちで洗うことはNG。

大きな汚れやシミ、雨や汗で濡れてしまった場合

→専門のお店で洗いに出すのがベター◎✨

下手に自分で洗ったりすると生地が縮んだり、汚れは取れてないのに新たなシミを作ってしまうこともあるので注意しましょう!!

取材でいつもお世話になってる阿波和さんでは、着物丸洗いの期間は約1ヶ月程だそう。

お急ぎの場合は10日〜2週間で調整可能です😊

シミ抜き併用や、夏の浴衣の後や、成人式の後は、納期が10日程伸びる場合があります◎

大切な着物は専門家にお任せしてみてはどうでしょうか!

食べ物や飲み物をうっかりこぼしてしまった場合

→こするの絶対NG❌

汚れても良い布を汚れた部分の下に敷き、汚れの上から別の布で軽くたたくようにします。

下の布の方へ汚れを移すように応急処置をしたら、その後専門のお店に洗いに出すと◎✨

こちらは洋服でも同じやり方通用するのでぜひ♪

「ベンジン」という専用のシミ落としを使って小さな汚れ等なら取ることも可能✨

→ 半衿のファンデーション汚れなんかもベンジンで落とすことが出来ます🙆‍♀️

ただし、経年劣化や長期汚れが付着してしまった場合は取れないので、お外での汚れは帰宅後すぐチェックですよ◎

便利な道具もあるもんだぁ♡

手洗い&洗濯機洗い!

→洗える素材のものは思い切って自宅で洗う!

私たちはよく手芸屋さんでハギレを買って半衿にしたりするのですが、汚れたらざぶざぶ洗っちゃってます👍🏻笑

半衿に限らず洗える素材(綿やポリエステルなど)であれば、帯揚げや着物も自宅で洗います!

YUKAはズボラなのでリユース着物はネットに入れて洗濯機🌀もよくあります🤣

が、これは完璧自己責任なので、“大切な着物やお高い着物はちゃんとしたお店に出しましょう◎”

ちなみに…

猫背だったりストレートネックだと、顎やフェイスラインが衿につきやすいので汚れもつきやすいって知ってましたか?

姿勢を正せば汚れも付きにくくなるし、着姿も綺麗に見えるから

ぜひ背筋伸ばしてドヤ顔で闊歩してくださいね♪

あと!

ずえのおすすめは、

半衿をたくさん出す着方✨

私が好きってのもあるけど、着物の衿が汚れる確率もかなり減るかも✨🫣

さっき書いた通り、半衿は洗えますので♡

そしてこれからの季節で気になるのが「汗」

着物は湿気が大敵

着た後は必ず風通しをして、水分を飛ばしてから畳むようにしましょう💨

濡れたまま仕舞うと…シミやカビの原因に😖

畳んだままの状態でも長期間放置すると湿気が溜まります。これまたシミカビの原因に⚡️

たまには広げて、風を通してあげるのがオススメです✨

風通しの良い場所で陰干しする、これがいわゆる「虫干し」というやつです👍🏻

着物の保管方法

一番は、たとう紙(着物を包む専用の紙)に包んで和ダンスに入れるのが良いです◎

でも今の時代、なかなか和箪笥っておうちになかったりしますよね…

私たちはプチプラ購入したリユース着物がたくさんあるので、仕舞いきれずに衣替えにヒィヒィ言ってる2人です(笑)

というわけで!

和簞笥なくても収納できる方法を紹介したいと思います😊

まず、すぐ着る着物たち!

オンシーズンの物は小さく畳んでメタルラックに積んでおります🤭

メタルラックって、周りが閉ざされてないので通気性はある程度clear✨

部屋に差し込む日差しや、照明による日ヤケ防止のために上から風呂敷をかけて目隠ししています。

部分的に色が変わると悲しいので、光避けになるものでカバーしておきましょう👌

あとは設置する場所にもよるけど…

大事取るなら更に湿気取りや乾燥剤を乗せるのもあり◎

各段に厚紙敷いて1番下になる着物にラック痕がつかないようにも心掛けましょう!

(過去にYUKAもやらかしました笑)

こんな便利な物もあります!

畳んだ着物をハンガーにかけて収納するという画期的商品✨「つる子さん」✨

使用方法はそでふれのInstagramにリールで載せたので、良かったら見てみてね!

洋ダンスや、クローゼットの収納がある方には「つる子さん」はオススメ👍🏻

畳んで重ねるとかさばりがちだけれど、吊るして保管できると少ないスペースで済みそうですね✌️

オフシーズンものは…

数枚ずつたとう紙に包んで衣装箱にしまっています!(乾燥剤を一緒に入れるとなお良いです◎)

絹のものには虫が付きにくいと言われているので、ずえは防虫剤は入れないことが多いかな🤔

ウールなど虫がつきやすい素材のものには防虫剤も入れるのがオススメ🙆‍♀️

着物も洋服と一緒で素材色々あるから最初は混乱するけど慣れたらなんとなーく分かってきます🤣(あくまでなんとなくw)

生地の話は今度まとめて書いてみようかな👀

ちなみに、、

ずえは、衣替えのタイミングでそのシーズンに使用頻度の高かったランキングをつけていたりします😏

1軍2軍……と自分的に順番をつけて、下位にランクインした着物は次の断捨離でお嫁に出すかなぁ〜なんていう基準にしています👘

片付ける際にも、来年も活躍するであろう順や、素材、着物の系統ごとに分けて仕舞うようにしています。

断捨離グループに入ってしまう着物も、また誰かの元で活躍できることを祈って…..👼💓

誰かにお譲りする?
買取査定に出す?
はたまたリメイクする?

日本が誇るべき伝統や技術がたくさん詰まった着物。

現代では活用されることなく処分される着物が大量にあるという切ない現状…..

もしおうちに着物が眠っていたとしたら…..ぜひ一度手に取って、広げてみてください✨

あなたの着物が新しく生まれ変われるかもしれません🫶

そでふれ/YUKA ずえ

監修・協力 阿波和(本店)
  • 記事を書いた人
    そでふれ
2024年結成。AWAPブロガーになり着物の良さや徳島の楽しさを伝えるべく降臨。着物が好きすぎる ずえとYUKAの着物おでかけ記録ユニット『そでふれ』。ファッションとして普段から着物を着て徳島を歩く。プチプラなリユース着物を中心に、コーデ記録やおでかけ記録、着方のポイントなどを発信。日本の伝統文化を現代でも楽しめる方法を広げる活動中。

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