2025年12月29日

いい映画いっぱいあるのに! ~ 新解釈番町皿屋敷 お菊寺


手招きをしてから写真を撮ると、世にも恐ろしいものが映り込むという友人談。

冗談だろうとノリで撮っていると、写真に写り込んだ手の指がカウントダウンをしていて・・・。


300年以上続くお菊寺。そこは恐怖体験を供養する寺だが、一万件以上にものぼる「数下りの談」があり、その内の3つを映像化したものである・・・
というオープニングから始まるオムニバス形式のホラーをご紹介。

冒頭でご紹介したあらすじが ”参「呪い写る」“、謎の通報から始まる悪夢が”弐「通報者不明の110番」“、平穏そうな家庭の恐ろしい一面を犬の目線で覗き見る”壱「犬屋敷の怪奇」“

どれも不気味で背筋がゾクゾクすること間違いなしなんだけど、特におすすめは”壱「犬屋敷の怪奇」“

犬のクゥーンという声が終始聞こえる中で、不安げに家族を見つめている目線が何かが起きる気配プンプン漂わせているし、いざ事件が起こってからは怒涛の展開に顎が外れるほど唖然とすること間違いなし。

正直ホラーを通り越してコメディに近いくらいに非現実的な恐怖を突きつけてくるのだけれど、他2話を凌駕する胸糞展開が待っています。

良い塩梅に心霊と人怖が詰まったオムニバスになっているから、刺激をお求めのあなたにピッタリ!
ぜひ深夜にイヤホンしながら観てほしい。良い意味で後悔するから・・・ふふふふふふ。

●『新解釈番町皿屋敷 お菊寺』(2023年)
  • 監督藤井秀剛 宇越智侯
  • 出演越智貴広 / 納本歩 / 分部和真

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  • 記事を書いた人
    アサミヤカオリ
【AWAP公式ブロガー】1983年生まれ 大阪出身・徳島在住。アクリル・ペン画・クレヨン・Photoshopなど、様々な画材を用いて作成。リアル路線の人物画〜おもしろテイストのエッセイコミックまでタッチも様々。展示会出展、CDアートワーク、似顔絵作成、映画ブログなど多方面で活動中。

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