連載概要
徳島県在住の大学生、そしてオリジナルバンド「シンプソンのパラドックス」でボーカルギターを担当するバンドマン、Niisさんによる連載。センスの光る秀逸な文章力で、日々のこと、そして音楽のことを書き綴ってくれます。
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【vol.3】私事の仕事
お久しぶりです。Niis(ニース)です。
気づけばvol.3です。早いですね。最近時の流れが早く感じます。色々と怖いです。
20歳でこんなに早く感じるのだったら多分50歳ぐらいになったら音速で70歳になるんじゃないかな?
そこまで生きられるか分からんけど…。
そんなことより、今回は…というより今回もテキトーに自分の思っていることをつらつらと書いておきます。
ですが、かなり真面目にやります。
正直他の公式ブロガーと僕のブログを比べると落差がエグいので、どうにかここで差を埋めようと思います。作戦は敢えてみんなと一緒のコースを走る戦法です。
ちなみに前までの記事は壁に激突戦法で書いてます。
では、始めます。
最近、自分の意見について考えることがある。
理由は物凄く単純で、周りの人たちから「自分の意見を言って欲しい」と言われることが多くなったからだ。
今まで気付かなかった…いや、気付こうとしなかったことなのだが、僕は自分の意見を考える事や伝える事が大の苦手らしい。
実際、自分の考えを言おうとして躊躇してしまうことなんて数え切れないぐらいあったし、バンドでは自分が作ったバンドなのに一番メンバーに気を遣っている自負がある。
なぜこんなことになっているのかを考えた時に一番最初に出てくる答えが
「自分に自信がないから」
である。
小さい頃からずっと周りの様子を伺いながら生きていたので
「こんなことをしたらこう思われるからやめとこう…。」
「これをやって欲しそうだからやっておこう…。」
と常に「自分が周りからどう思われているのか、他人がどう思っていそうか」を意識しながら生きてきた。
自分がしたい行動ではなく、他人がして欲しい行動を執る。
要は自分主体ではなく他人主体で生きてきたのだ。
そんな生き方をしてきたので、ある程度自分で考えていても、他人の意見を聞くと「自分の意見は間違っているのかな?」と自分を疑ってしまい最終的に意見がすり替わってしまう事が多い。
なので絶対的に自分が出した答えに自信がないのだ。
これまではそんな生き方でもやってこられた。
しかし、どうやらその生き方もここまでらしい。
これからは他人に物怖じせずに自分の考えをキッパリと言わないといけないらしい。
正直、自分の考えを否定されるのはとても怖い。自分で自分を否定するのは良いが、他人に否定されるのは自分を認めてもらえなかった気がしてとても傷つく。軽く3倍は傷つく。
なので他人に自分の考えを伝えるのはとても勇気が必要である。
…でもやるしかないらしい。
自分に自信をつけてやるしかないらしい。正直とても不安だが…いけるはずだ。
…よしっ。今日から頑張ろう…。
今回はこんな感じです。
文章の意識的にはドラマの「ミステリと言う勿れ」ぐらい儚くて美しいものにしたかったのだが…。…
まあ、自分なんてこんなもんっすよ。あのドラマ、原作が異常なだけ。僕は悪くない。
就活のアプリでかなり大事な自己PR文をTwitterのノリで
「生きてます。」
とだけ書いた男からは以上です。
あざした!!!