2021年6月14日

いい映画いっぱいあるのに! ~ アンダー・ザ・シルバーレイク


ロサンゼルスに住むオタク男子サムが、隣人の美女サラに恋をしてお近づきになるも、彼女は突然失踪してしまう。諦めきれないサムは彼女を探し求めるが、次第にセレブや億万長者が暮らす街シルバーレイクに潜む陰謀に巻き込まれていく

性交によって移る呪いの恐怖を描いた『イット・フォローズ』(2014)が高く評価されたデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督のオカルト全開の作品をご紹介。


キャストは『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールド、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に出演し、エルヴィス・プレスリーの孫であるライリー・キーオという豪華俳優陣にも関わらず、テーマが“都市伝説”や“陰謀論”といったオカルトなものなので、万人受けする内容ではないことを前置きしておきます。

散りばめられたヒッチ・コックへのオマージュ、サムの部屋に配置された『サイコ』や『大アマゾンの半魚人』といった往年の映画ポスター、ギブソンのレスポール・ギターやカート・コバーンのポスター、ゼルダの伝説やマリオといったファミコンゲーム…。

一見ただのオブジェのように思えるそれらの裏には、ハリウッドやセレブの陰謀、都市伝説につながる暗号が隠されている。

キーワードがモリモリてんこ盛りで、よっぽどの映画オタクやゲームオタクでなければ解読できないほど。私も一度観ただけではちんぷんかんぷんだったんですが、最近都市伝説のラジオにハマっていて、無性に今作を観たく観たくてたまらなくなりました。

サラを探し求めて探偵となるサムのように、友人と共に鑑賞し暗号を解読していくというのが一番面白い見方かもしれません。


ちなみに、今作は“『ラ・ラ・ランド』の悪夢版”とも言われるのですが、『ラ・ラ・ランド』に主演したエマ・ストーンと今作主演のアンドリュー・ガーフィールドは元恋人同士。

『ラ・ラ・ランド』では天高く登り、アンドリュー・ガーフィールドと別れた後に女優としての地位を高めていったエマ・ストーンとは対照的に、今作では地底に潜り、エマ・ストーンと別れた後はあまりパッとしないアンドリュー・ガーフィールド。

“『ラ・ラ・ランド』の悪夢版”とは作品のことだけでなく、出演した彼らのことを言い表しているのかも、しれません。

信じるか信じないかは、あなた次第です。

●『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018年)
  • 監督デヴィッド・ロバート・ミッチェル
  • 出演アンドリュー・ガーフィールド / ライリー・キーオ / トファー・グレイス

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