左:今中大豪/右:烏野俊紀

徳島を盛り上げる若も代表『G’day』

知ってる人は知っているこの二人!!

今、徳島若者の中で何かと話題のG’dayにAWAP創刊号では普段見られない、聞けないような話を聞かせてもらっちゃいました!

G’dayの歴史

海の家じゃない?「川の家」

鳥野一番最初にはじめた活動は屋台村っていう、雰囲気で言えば福岡の中洲みたいなお店を作りたかったんですよ。 それが色々あって失敗して、今は全然違うことやってるんですけど…。その活動の一つで一昨年に始めたのが

今中鳥野川の家

鳥野「海の家はあるのに、なんで川の家はないんだろう?」「ノリで出来るんじゃない?」って大豪と話してて… 神山の行政機関に電話したら「営業としてはダメだけど、イベントとしてだったらやってもいい」って言われて、その日に即行道具用意したり、保健所行ったりして川の家はじめたよな。 それなりにお客さんも来てくれて人生で初めてちゃんとした商売して、商売っておもろいなって思った。

今中(商売がおもろいって)初めてそう思えたんが感想やな。

「氷結×ICEBOX」と幻のお店

今中お盆に氷結(お酒)とICEBOX(氷菓)を混ぜたら美味しいっていうのが、インスタグラムで流行ってて、それをそのまま屋台で売っちゃおうぜ、っていう。これも結構お客さん来てくれたな。

鳥野うん、割と。 みんな写真映えって写真撮ってくれて、宣伝してくれて、また違うお客さんが来てくれる、みたいな。 次にやったのがクレープ屋さん?

今中クレープ屋さん(笑) 徳島駅前でやりました。普通のクレープだったら売れんと思ったんで、生地が黒色のクレープを…

鳥野ブラッククレープ。

今中そのブラッククレープっていう名前で売り出したんやけど、これは場所の許可を取ってなくてその日に閉店(笑)

鳥野オープン日に閉店…幻のお店…(笑)

鮮やかな緑のお酒「コカレロ」徳島初登場!

今中時期的に寒くなってきて服を作ったりとか。

鳥野帽子も作ったり。それからかな。今の屋台barが出来たのは。

今中2017年入って、1月から屋台bar始めた。

鳥野たくさんあるbarの中で、どうやって集客したらいいんだろうって悩んだよな。やっぱり人と違う商品出さなあかんし。人と違うことせな絶対ウケんって分かってたんで。 それで、コカレロっていうお酒を取り入れました。 コカレロって県外にはたくさんあるんですけど、徳島にはまだなかったんです。徳島にないものって皆喜んでくれるし、珍しいって来てくれたりするし。それで皆が喜んでくれたら良いな、と思って。コカレロからはじめて、結構それが目当てでお客さん来てくれたり。 そこから屋台barっていうお店が知られ始めて、浸透し始めたかな

新時代?!「その場で出来上がるアイスクリーム」

鳥野コカレロも夏になって、そろそろ…

今中時代終わってきたな

鳥野終わってきたな。 なんか新しい商品出さなあかん、と思って「液体窒素アイスクリーム」っていうのを始めました。アイスの液体に液体窒素をぶっかけたら瞬間冷凍されて、その場でアイスクリームが出来上がります、みたいな。もくもくの煙が出てきてそれが消えたらアイス完成!みたいな。 これも並ぶぐらいお客さん来てくれて。

今中インスタ映えで(笑)

鳥野むっちゃ忙しい時にアイスください、って言われたら「ちょっと待って…!」みたいな(笑)でも有難かった。 冬でも結構言われますね「アイスないんですか?」って。夏しかせんとこうって決めたんで、やってないんですけど。

G’dayの二人に質問コーナー

何で「G’day」なの?

今中オーストラリアの方言で、G’dayは挨拶する時に使う「よっ!」って意味合いの、カジュアルな若者英語なんですよ。「hello」とか「How are you」の前に「G’day」って声掛けてから会話を始めるんです。オーストラリアに居た時のその挨拶が印象に残っていて、自分がいた国の言葉を掛け合わせたら面白いのかな、と思って〝G’day徳島〟っていうコンビが生まれました。

どこで知り合ったの?

鳥野元々は地元の友達です。小学校3年生ぐらいの時に僕がいた小学校に大豪が編入してきて、そっから友達になりました。

お互いの性格は?

鳥野大豪の性格はめちゃめちゃさっぱりしてます。僕はずっと一緒にいるんで慣れてるんですけど、初対面の方はとっつきにくいというか怖がられるかな。 僕はいつもニコニコ、ヘラヘラしてるタイプなんですけど、大豪はすごく好き嫌いがはっきりしてますね。根は良い奴やなって分かるんですけど(笑)

今中鳥野は一緒に仕事してたら分かるんですけど、すげぇ大雑把。あとほんまに可愛い。一言で可愛い。可愛いです。

普段何してる?

鳥野普段はお酒飲んでますね(笑) 僕らみたいな活動してたら普段から色々してると思われがちですけど、普通に仕事終わって、コンビニ弁当買って、家帰ってご飯食べて寝るっていう思ったより質素というか…何ならだらしない生活してます。

似ているところ・違うところ

今中ずっと一緒にいるんで似てきたっていうのもあるし、「こいつ今何考えてるな」っていうのが分かったりします。お互いのこと分かってる方だと思います。7、8割くらい分かってるんじゃないですか?

鳥野うん

今中違うところって言えば性格はもう真逆だと思います。鳥野はすげぇ「うぇーいっ!」みたいな感じですけど僕はどっちかと言ったら、うーん…エモい。

鳥野エモい(笑)静か?

今中静か(笑)まぁ仲良くなれば喋るんですけど、初対面の人には何考えてるか分からんってよく言われます。何も考えてないんすけど…

「G’day」として活動をはじめた理由って?

今中高校卒業してからお互い県外に出たり、海外に行ったりして「こんな楽しい所があるんじゃ!」って、他の世界を知りました。それで、徳島以外の盛り上がりやコンテンツを持ってきて、徳島も盛り上がったら良いんじゃない?、って思ったんです。 さっき言ってたアイスクリームも僕がオーストラリアにいる時に知って、これぐらいなら真似できるだろうと思って始めてみたり。簡単なもので徳島にないものを持ってきて、盛り上げたいなっていうのが一番根底にあります。

今後どうしたい?

鳥野お金儲けが全てじゃないと思ってるんで、イベントとか本当に楽しいことでプラスアルファお金が稼げたら良いな、っていうのが僕らの理想です。わくわくする楽しいことを徳島でもやりたいですし、将来は海外にも行きたいんで、今後も面白い事をしていきたいです。

屋台barってどんなお店?

今中客層は20代前半の人が多いです。あと、女性が大半。

鳥野8割、9割女性ですね。 コンセプトは単純に「若い子で盛り上がれるお店」っていうのを一番に考えてます。徳島の町って若い子よりは、おっちゃんとかおばちゃんの方が多いと思うんですよ。それはそれで良いと思うんですけど、若い子が行けるお店っていうのが僕ら的には少ないかな、と思って。このお店に来たら「友達」とか「同い年ぐらいの人」と会える。そういうお店にしたいです。

新店舗オープン!

今中新店舗は店長が女性ですね。 カラオケ楽しめて、ゲーム楽しめて…徳島のベーシックなbarだと思います。 僕らの屋台barより全体的にメニューの価格を下げて、飲み放題とか追加して入りやすい雰囲気を目指してます。

徳島に対する想い

今中僕ら元々、徳島がおもんないと思って外に出たんですけど、徳島もっと面白くなるだろ!っていうのがシンプルな意見ですね。若い子をもっと町に呼びたいし、呼ばなあかんと思ってて… どうしたら若い子が来てくれるんだろうって。 楽しいお店とかイベントがあると人って自然と集まってくると思うんです。そういう楽しいって思えるイベントとかコンテンツが少ないのが問題だと思うんですよね…どうですか?

鳥野はい(笑)

今中楽しくしたいです!

徳島の若者に熱いメッセージを!

鳥野熱いメッセージですか?(笑) 僕らの店で、「将来留学したい」とか「自分のやってることで商売してみたい」って若い子が結構話してるんですよ。でも皆ビビってしまうというか、お金とか時間がかかるしってポジティブにフェードアウトしちゃってるというか…。今じゃないやろ!って。誰もそんなこと言ってないのに自分自身でそう思い込んでしまってるんです。

今中ほんまは出来るんやけどこのタイミングじゃないな、みたいな。

鳥野ちょっとまだ二年ぐらい修行してからやな、みたいな。

今中修行大事やな、って何もしないままになってたり。

鳥野わかる。そういう気持ちすごい分かる。 でも僕らも実際自分らでお店やらせてもらって、思ったより簡単ではないけど、難しいことではないかなって思います。単純に楽しくやってたらお客さんも来てくれるし。

今中割とシンプル

鳥野シンプルだと思うんですよね。

今中皆が考えるほど複雑じゃないと思うし。 ノリだけで僕らは何とかやってこれんたんで。

鳥野留学とか、県外行くとかもそうやし。

今中1歩踏み出してみるっていうんが

鳥野すごい大事。

G’dayのお二人、ありがとうございました!

また今後もAWAPではG’day徳島の歩みを追いかけていきたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね!

屋台Bar G’day
  • 住所徳島市栄町1丁目18
  • 営業時間OPEN 19:00 / CLOSE 2:00 月曜日定休
Bar G’day2
  • 住所徳島市栄町2-36 チェリービル2F
  • 営業時間OPEN 21:00 ~ LAST 火曜日定休
  • 記事を書いた人
    AWAP編集部
AWAP編集部
徳島で頑張るひとを応援するメディア。セミナーや取材を通して若者にクリエイティブスキルをレクチャーしながら、一緒にフリーマガジンやWEBメディアを創っています。

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