2022年9月26日

【vol.14】終わりの見えない夜には踊る準備を。/ミスミアヤカ

連載概要

詩人・歌人を志し、文芸創作活動をしているミスミアヤカさんによる連載。自分自身の短歌や詩の作品を、徳島のあらゆるスポットの風景とともに楽しんでもらえるような記事を綴ってくれます。

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【vol.14】終わりの見えない夜には踊る準備を。

ご機嫌いかがですか。
ミスミアヤカです。
せっかくのお休みの日に雨が続き、なんとなく憂鬱な気分になる日々です。
お気に入りの音楽やお茶でも慰められない朝、昼、夜があれば、焦ることなく目を閉じ、夢の世界に行ってしまいましょう。
今回のテーマは、「雨」。
雨音に紛れて、少し踊ってみませんか。
どうぞ、ゆるやかにお楽しみください。

朽ち落ちた花びら未だに呼吸をし水を求める雨は止まない

気まぐれなきみのことなら慣れているはずだったんだ傘は忘れた

僕になら言える話があると言う風に紛れて聞いてあげます

「雨を待つヒト」

踊りきった朝の眩みに息絶えてもよかった
いっそ息絶えたほうがよかった
世界の時間は平等に進んでおり
歩く人々がわたしの前を過ぎていく
踊れない人たちを可哀想だと思うことで
わたしはわたしを慰める
そうしながら雨を待つ
ここに居ても許される理由を待つ
ただ 待つ

許されるとか愛されるとか
そういう欲がまだあることに嘆く
慣れないステップ
下手くそなチャールストンはわたしだけのもの
わたしだけの音やリズムを手に入れて
わたしだけ
わたしだけがここに居ていいと
わたしが認めてあげられない

雨を待ちながら繰り返しています
終わりの見えない夜には踊る準備を
終わってしまった朝には雨を

太陽ばっかりが
まぶしい

  • 記事を書いた人
    ミスミアヤカ
【AWAP公式ブロガー】徳島県在住。詩人・歌人を志し、文芸創作活動中。高校生の時から現在に至るまで、小説や詩、短歌の作品を作り続けている。

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