前世の記憶を持つ“インフィニット”は世界に500人程度存在し、
その中でも人類のために力を使う“ビリーバー”と力を否定的に捉える”ニヒリスト“は日々戦い続けていた。
ある夢に悩まされていたエヴァンは、実はそれが前世の記憶だと教えられ戦いに巻き込まれることになる。
『テッド』や『トランスフォーマー』でお馴染みのマーク・ウォルバーグ主演のSFアクション。
最近彼のことがお気に入りなので出演作を見漁っているのですが、
今作を観て「これは大作と見せて超B級だぞ!!」と思いご紹介する次第です。
公開時にも結構バーンとポスターが貼られてた気がするのですが、
いやぁこんなにB級ならスクリーンで観ときゃよかったな。
何がそんなにB級かって、主演のマーク・ウォルバーグと敵役であるキウェテル・イジョフォーの未来感のなさ!
二人とも顔立ちやスタイルがどっしりしてるから、
いかにもSFなガジェットやCGが出てくる作風から浮きまくってる!
土臭さがすごいって言うんですか?
あっ、これめっちゃ褒めてますけど。
マーク・ウォルバーグは『トランスフォーマー』にも出てたけど、
どちらかというとアナログなロボット対戦って感じもあったから全然そちらでは違和感感じなかったんですけどね。
キウェテル・イジョフォーも『それでも夜は明ける』とかのイメージが強くて近未来感がねぇ、ないんですよねぇ。
でも、ある意味そんな二人だからこそ全ての前世の記憶を持って戦うという設定にもリアリティが出ている・・・なんて無理やり褒めておきましょうか。
いや、ちゃんと褒めるべき点はありますよ。
地上と空の高低差のあるアクションや脇を固める女性陣のたくましく美しい様とか。
特に女性陣だけのスピンオフを作って欲しいくらい、彼女たちの方がSF感溢れてて魅力的でした。
あと一つ、マーク・ウォルバーグが刀を振り回すシーンはファンなら見ものです。
単純にアクションは素晴らしいので気晴らしにスカッとしたいとき、おすすめです。ぜひ。
- ●インフィニット 無限の記憶(2021)
- 監督アントワーン・フークア
- 出演マーク・ウォルバーグ/ディラン・オブライエン/キウェテル・イジョフォー