徳島で活躍する3組のアーティストが送る
360°ネオ・オムニバスエンターテインメント『BIRTHDAY』
独占インタビュー第3弾!!
今回は、演劇パート、シナリオ制作を担う
丸山裕介さん(劇団まんまる/座長)
に、プロジェクトについて、制作について、いろいろ聞いてきました!
BIRTHDAYに関する他の記事はこちら
360°ネオ・オムニバスエンターテインメント『BIRTHDAY』を独占取材!
独占インタビューvol.1 マツミヤカズト(GEEK! GEEK! GEEK!)
独占インタビューvol.2 HighT&ちくげ(GEEK! GEEK! GEEK!)
このプロジェクトに対する思い
この話をもらった時、まず思ったのは、単純に「楽しそう」。
「え、アーティストとモノ創んの!ワクワクするじゃ〜ん!!!!!」みたいな(笑)
あまりに初めての試みすぎて、「ほんまに何するんやろ?」みたいに思ってました。
脚本を書くにあたって重視したこと
普段書くのは、基本的にコメディだったり、ちょっと不思議な不条理な世界で、今回の第2部の「居間。」っていう作品が割とそれに近いんですけど。
10分ものっていうのもあまり書いたことないし、そんなに動きのない、淡々とした、どちらかというとエモーショナルなものをあまり書いたことないので、
所謂、普通のものを書くのが一番苦労しました。
1部の「バス停」でいうと、「音とコラボ」というところで、Bluetoothのイヤフォン使ったギミックだったり。
2部の「居間。」だったらぐるぐる回るループものなので、同じ曲がリフレインするっていう曲の使い方中心に。
3部「けぶりと。」は(GEEK!GEEK!GEEK!・HighTの)コラボ楽曲の作品なので、どスタンダードに思いっきりその曲の時間を思い出を思い出す時間にしよう、と。
今回の自分でテーマを設定したんですけど、アクア・チッタでアーティストが集合してこのイベント何する?ってテーマを決める中で、
普通にいったら「withコロナ」とか、「新しい生活」であるとか、「地方でも頑張ってるぜ」とか
未来的な、前向きなことがテーマになるのかなと思ったんですけど、なんかそれも違うなぁって。
やっぱり田舎では人が減っていってるし、やっぱり都会は眩しいし、その思いっていうところからは目をそらさずに、素直にちょっとした切なさっていうのはちゃんと出せたらなと。
人が去って行く場所、都会ももちろんそうなんですけど、如実にそれがダイレクトにくる感じかなって思って「別れ」を全般的なテーマにしました。
全部別れる話なんですけど、それぞれ意味は違うし、ただ単に別れるわけではない。
わぁわぁ言うてますけど、徳島で創作するのも悪くないよ、と言うところも伝えれたらな、と。
前回記事でHighTさんが2部楽曲苦労されてたエピソードがありましたが…
僕も作品描く時に2部が一番苦労しました!
熟年離婚だけど、ただただ別れさせるのも違うし、ギミックみたいなのも入れたいしで、ちょうど難しいんですよ!
1部と3部はそれぞれで役割持たせやすいので、バトンをつなぐというところで、ある意味、1番HighTさん難しかっただろうなぁって…(笑)
2部のテーマは脚本、作曲家泣かせでしたね。
公開されたら、どういうところに注目してもらいたいですか?
どこまで作り込めるかわからないので、確約はできないんですけど、
「小劇場の一番前の席で見ている感覚」って言うのをなんとかカメラで再現したいなって思って。
舞台設定もそういう風に組んでるし、それを意識した演技の大きさも考えてやっているので、
360°カメラで、今回の座組でやるからこの距離感のパッケージの作品になりましたっていう、
「この条件下だからこうだね」って言う作品を見てほしいなって思います。
最後に一言!
自分もいろんな作品を作りたいっていう劇団員待ってます♡
劇団員になりたい!という方は劇団まんまるHPをCHECK!
公開収録では、どこよりも早く作品が観られます!
2月21日㈰、『BIRTHDAY』の公開収録を開催!
観覧席の募集は定員に達したため、もう締め切っていますが、立ち見エリアでの観覧もOK!
立ち見エリアでの観覧は申し込み不要、当日会場にお越しいただけたらご覧いただけます◎
誰よりも早く”360°ネオ・オムニバスエンターテインメント”を観るチャンスなので、ぜひぜひお越しください!