2021年2月17日

【360°ネオ・オムニバスエンターテインメントBIRTHDAY】独占インタビューvol.3 ー丸山裕介(劇団まんまる)ー

徳島で活躍する3組のアーティストが送る

360°ネオ・オムニバスエンターテインメント『BIRTHDAY』

独占インタビュー第3弾!!

今回は、演劇パート、シナリオ制作を担う

丸山裕介さん(劇団まんまる/座長)

に、プロジェクトについて、制作について、いろいろ聞いてきました!


BIRTHDAYに関する他の記事はこちら

360°ネオ・オムニバスエンターテインメント『BIRTHDAY』を独占取材!

独占インタビューvol.1 マツミヤカズト(GEEK! GEEK! GEEK!)

独占インタビューvol.2 HighT&ちくげ(GEEK! GEEK! GEEK!)


このプロジェクトに対する思い

制作合宿でシナリオ執筆中の丸山さん

この話をもらった時、まず思ったのは、単純に「楽しそう」

「え、アーティストとモノ創んの!ワクワクするじゃ〜ん!!!!!」みたいな(笑)

あまりに初めての試みすぎて、「ほんまに何するんやろ?」みたいに思ってました。

脚本を書くにあたって重視したこと

読み合わせ中

普段書くのは、基本的にコメディだったり、ちょっと不思議な不条理な世界で、今回の第2部の「居間。」っていう作品が割とそれに近いんですけど。

10分ものっていうのもあまり書いたことないし、そんなに動きのない、淡々とした、どちらかというとエモーショナルなものをあまり書いたことないので、

所謂、普通のものを書くのが一番苦労しました。

1部の「バス停」でいうと、「音とコラボ」というところで、Bluetoothのイヤフォン使ったギミックだったり。

2部の「居間。」だったらぐるぐる回るループものなので、同じ曲がリフレインするっていう曲の使い方中心に。

3部「けぶりと。」は(GEEK!GEEK!GEEK!・HighTの)コラボ楽曲の作品なので、どスタンダードに思いっきりその曲の時間を思い出を思い出す時間にしよう、と。

立ち稽古

今回の自分でテーマを設定したんですけど、アクア・チッタでアーティストが集合してこのイベント何する?ってテーマを決める中で、

普通にいったら「withコロナ」とか、「新しい生活」であるとか、「地方でも頑張ってるぜ」とか

未来的な、前向きなことがテーマになるのかなと思ったんですけど、なんかそれも違うなぁって。

やっぱり田舎では人が減っていってるし、やっぱり都会は眩しいし、その思いっていうところからは目をそらさずに、素直にちょっとした切なさっていうのはちゃんと出せたらなと。

人が去って行く場所、都会ももちろんそうなんですけど、如実にそれがダイレクトにくる感じかなって思って「別れ」を全般的なテーマにしました。

全部別れる話なんですけど、それぞれ意味は違うし、ただ単に別れるわけではない。

わぁわぁ言うてますけど、徳島で創作するのも悪くないよ、と言うところも伝えれたらな、と。

前回記事でHighTさんが2部楽曲苦労されてたエピソードがありましたが…

僕も作品描く時に2部が一番苦労しました!

熟年離婚だけど、ただただ別れさせるのも違うし、ギミックみたいなのも入れたいしで、ちょうど難しいんですよ!

1部と3部はそれぞれで役割持たせやすいので、バトンをつなぐというところで、ある意味、1番HighTさん難しかっただろうなぁって…(笑)

2部のテーマは脚本、作曲家泣かせでしたね。

公開されたら、どういうところに注目してもらいたいですか?

どこまで作り込めるかわからないので、確約はできないんですけど、

「小劇場の一番前の席で見ている感覚」って言うのをなんとかカメラで再現したいなって思って。

舞台設定もそういう風に組んでるし、それを意識した演技の大きさも考えてやっているので、

360°カメラで、今回の座組でやるからこの距離感のパッケージの作品になりましたっていう、

「この条件下だからこうだね」って言う作品を見てほしいなって思います。

最後に一言!

自分もいろんな作品を作りたいっていう劇団員待ってます♡

劇団員になりたい!という方は劇団まんまるHPをCHECK!

公開収録では、どこよりも早く作品が観られます!

2月21日㈰、『BIRTHDAY』の公開収録を開催!

観覧席の募集は定員に達したため、もう締め切っていますが、立ち見エリアでの観覧もOK!

立ち見エリアでの観覧は申し込み不要、当日会場にお越しいただけたらご覧いただけます◎

誰よりも早く”360°ネオ・オムニバスエンターテインメント”を観るチャンスなので、ぜひぜひお越しください!

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    AWAP編集部
AWAP編集部
徳島で頑張るひとを応援するメディア。セミナーや取材を通して若者にクリエイティブスキルをレクチャーしながら、一緒にフリーマガジンやWEBメディアを創っています。

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