自然農三原則
1、耕さない
2、肥料農薬を使わない
3、虫草を敵としない
と前回の記事で書きましたが、
さらに水もあげません。
雑草が豊富なので、草が朝露などで保水していると考えられます。
それだけではやっぱり足りないのですが、お野菜は雨が降るのをジッと耐えています。
枯れかけだなぁと思って観察していたカキナが、雨が降った暖かい翌日、ぐいーーーーーんと伸びていて驚いた事がある程です!
耕さない!というのも不思議でしょう?
中学生の教科書でも昔話でも“耕す”という事は当たり前でした。
でも、よく考えてみると自然の中の山草や筍、きのこ、なんでも勝手に生えてるではありませんか!
岡田さんは野菜も草だ、と言います。
耕すと、酸素が強制的に地中に供給され、有機物の分解が急速に進む。
=土の上、中の生態系を崩すということ
そうなると自然農の様に勝手に育ってはくれません。
肥料が必要になります。
肥料を使うとお野菜が栄養過多の状態になり虫が寄ってくるので農薬が必要となるのです。
自然農の畑には草がボーボーで虫がたっっっくさんいます!!
虫食いも、ちょこっとは見られます…が!!
驚くほどちょこっとです。
虫も食べる物が豊富にあるし、
お野菜が元気で強いから食い潰されないんだ
と岡田さんは言います(パート2)笑
耕さなくても苗を植え付ける際、鎌がズポポポポーと深くまで入る程、土はふわふわです!
虫は一生を終えるとそこで肥料になってくれます。
初めて循環という言葉の意味を目の当たりにしました。
雑草の根や虫達が土地を豊かにしてくれている事に愛着が湧き、虫も殺せぬシレーヌこと野上でした。
なるべく自然のままに、地球のサイクルに沿ったお野菜づくりを自然農ということを拙い文章ですがお伝えできれば幸いです。
どちらが良い悪いではなく、自分に合うものを選びたいですね♪
[…] 【vol.3】自然農三原則/ 野上サラ(Sirène-シレーヌ-) […]