男性がトイレで何者かに喰われた事件をきっかけに、次々と姿を消す市民。
下水道にいるワニのせいかと真相を追う保安官だったが、そんな中でワニ祭りを開催しようとする市長と対立する。
超Z級のモンスターパニック!
いやぁ、個人的にも久しぶりにこの手の低予算ムービーを観ましたが、やっぱり良いですね、B級の旅は。
絵面の色度からしてチープだし、顔漫画のような画角が続くし、肝心のヴィランであるワニはぬいぐるみだし。
何一つ良いことなんてないのは事実!
だ・け・ど!
ジャッキー・チェンよろしく、エンドロールで流れるNG集の微笑ましいこと。
本当に楽しんで作ってるものって、ちゃんと本編からも映画愛が伝わってくるもんなんですよね。
ぬいぐるみ相手に格闘したり、ワニのフィギュアを顔に貼り付けて絶叫してたり、大真面目にそれをやってのけてる俳優陣にも感服だし、低予算ゆえのチープさをあえて武器にし、それを笑う観客さえも手玉に取るような演出には、底知れない余裕すら感じられるのですよ。
いやぁ、これは素晴らしい傑作かもしれない・・・日を追うごとにそう思うけど、絶対錯覚。決して面白くはありません。
でも、日々クリエイティブなことをしている人にも観てほしいし、人の評価を気にしすぎる人にも観てほしい。
世界にはこんなに馬鹿げたことを全力でやってる人がいる、そう勇気をもらえる一作です。
- ●『ワニゲーター』(2022年)
- 監督ポール・デール
- 出演マノン・ページス / ケニー・ベラウ / オースティン・ノールティ


