
徳島のチョークアーティスト QuuArtQueen さんの挑戦

「パン屋の看板、もっと目を引く方法はないかな?」
そんな何気ない思いが、彼女のアート人生の始まりでした。
当時パン屋で働いていた QuuArtQueen さんが出会ったのは、カラフルでインパクト抜群のチョークアート。その鮮やかな発色と、“指で描く”という独特の技法に衝撃を受け、すぐに資格を取得。描いた看板には、「美味しそうな絵に惹かれて買っちゃった!」などお客さんの声が集まり、アートが人の心を動かす力を感じたと言います。
「療育アート」との出会い

現在は、看板やウェルカムボードの制作にとどまらず、アトリエでの親子教室やイベント出店など、幅広く活動中。中でも、QuuArtQueen さんが特に力を入れているのが、「療育アート」です。
ご自身がシングルマザーとして子育てに奮闘していた時、発達支援に関する情報の少なさに悩んだ経験がありました。「子どもと一緒にいられる時間を大切にしたい。悩んでいる親御さんが安心して過ごせる場所を作りたい」その想いから、自身のアトリエで療育教室をスタート。
絵を描くことで言葉が出なくても気持ちを伝え合える
指先を使い、色を混ぜることで五感を刺激する
そんな“触知覚学習”としてのアートの可能性に注目し、発達支援施設などでも講師として活動を広げています。

アートで、徳島に新しい風を

「徳島の文化や自然と、アートを掛け合わせたらもっと面白くなる」
「若者たちが“徳島って面白いじゃん”と思えるような場所にしたい」
その思いから、徳島駅前での路上アート、音楽やダンスと融合したイベント出店などにも意欲的。地域の人々と繋がりながら、アートを軸にしたまちづくりを目指しています。
現在は、アート活動を通じて地域福祉や教育に関わる団体 PCW にも参加し、子どもたちの感性を育みながら、社会や経済にアートが貢献できる可能性を探っています。

一緒に夢を描いてくれる人、募集中

「徳島で新しいアートの波を起こしたい。でも、私一人の力では足りません」
「この夢、ちょっと面白そうかも」そう思ってくださった方は、ぜひ「チョークアート徳島」「キューアートクイーン」で検索してみてください。
あなたの一歩が、徳島の未来を変えるアートの一筆になるかもしれません。
