2022年1月24日

いい映画いっぱいあるのに! ~ ウィジャビギニング 呪い襲い殺す


1967年のロサンゼルスを舞台にウィジャボードを使った降霊術によって恐ろしい出来事に巻き込まれていく家族を描く。

以前ご紹介した『呪い襲い殺す』(2014)の続編です。

続編といっても、内容は前日譚。あの若者たちに次々襲いかかったウィジャボードの呪いがどのようにして生まれたのかを描いています。


前作の『呪い襲い殺す』はご覧いただきましたでしょうか?

正直手放しで「おもしろい!」と言える作品ではなく、友達と観てわいわいと楽しむのが適切なお気軽ホラーでしたが、今作『ウィジャ ビギニング 〜呪い襲い殺す〜』は一人で恐怖に耐えながら観るのをおすすめします

前作と監督が変わったのもあり、恐怖のテイストが違うのです。


ただのお化け屋敷的恐怖ではなく、じっとりと忍び寄る恐怖、そしてパワーアップしたビジュアル的な恐怖に一人で声をあげたくらいです(私の場合恐怖ではなく歓喜の声ですが)。

霊に取り憑かれた美少女ドリスが、ありえないくらいお口をパッカーンするシーンは衝撃的。同じように『テイキング・デボラ・ローガン』や『ミラーズ』といったホラー作品でもお口パッカーンシーンが出てきますので、ぜひ見比べてみて欲しい。

『エクソシスト』に代表されるように、人間の体がありえない形相に変化するっつうのは心底怖いですなぁ。

今回は家族の絆がメインで描かれているので、観賞後は少し切ない気持ちにも。ただ怖いだけでなく、ストーリーも味わい深い秀逸な作品です。ぜひご覧ください!

●『ウィジャビギニング 呪い襲い殺す』(2016年)
  • 監督マイク・フラナガン
  • 出演エリザベス・リーサー/アナリース・バッソ/リン・シェイ

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  • 記事を書いた人
    アサミヤカオリ
【AWAP公式ブロガー】1983年生まれ 大阪出身・徳島在住。アクリル・ペン画・クレヨン・Photoshopなど、様々な画材を用いて作成。リアル路線の人物画〜おもしろテイストのエッセイコミックまでタッチも様々。展示会出展、CDアートワーク、似顔絵作成、映画ブログなど多方面で活動中。

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