連載概要

詩人・歌人を志し、文芸創作活動をしているミスミアヤカさんによる連載。自分自身の短歌や詩の作品を、徳島のあらゆるスポットの風景とともに楽しんでもらえるような記事を綴ってくれます。

前回の記事

【vol.15】作品集『ショートレター』について／ミスミアヤカ

【vol.16】彗星のように現れたかった、今もそう思う。

きらきらしたかった。というか今もしたい。
そもそも、「きらきら」ってなんだろう。私にとっての「きらきら」とあなたにとっての「きらきら」のイメージはきっと違うので理解はされないと思うのですが、それでいいと思います。
それでいいと思いながら私はこれまで歌を詠んだりことばを紡いだりしてきました。
これからもずっとそうだとは言いきれないし明日には全く違うことを言い出すかもしれないのですが、その時はどうか穏やかに笑ってください。
「ああ、別の舵を切ったのか」と思っていただけるとより幸いです。

前置きはさておき。

こんにちは、ミスミアヤカです。
お元気ですか。
前回の更新よりかなり間があいてしまいました。書きたいことや伝えたいことをごちゃまぜにしながら底のないゴールのない海を泳いでいるようにして時を過ごしていました。今は海岸沿いの岩にもたれかかっているような状態です。
そんななか、AWAP公式さんのツイート、同じくAWAP公式ブロガー・清水宏香さまのブログで取り上げていただいた通り…

【vol.14】チャレンジ！／清水宏香

この度、
フリースペースチャレンジとくしま芸術祭2023展示部門において、
私の作品「I’m here」を準グランプリに選んでいただきました。

びっくりした。

びっくりしたんですよ。だって私、芸術祭イベントに(素晴らしい写真も共にですが)短歌と詩に全振りしたもの出しちゃったのに。いや、本気で出したいもの、表したいもの、ぶつけたいものを出したのですが。それを「表現」として評価していただいたこと、ご来場いただいた皆さま、応援してくださった方々、すべてのことに感謝しています。
ありがとうございます。本当に。

そして、いま。
私はことばと自分に向き合いながらことばをまた紡いでいます。書いては読み、目が覚めたら目を通し、眠る前に見る。
「これが昨日の私の考えか」
「これが今朝思っていたことか」
「なんでここはこうしたんだろう」
数日前、昨日、今朝、数時間前、数分前、数秒前の自分と向き合って、ひとつのテーマに合わせた「ことばたち」を生みだしています。

きらきらしたいから。
わたしはわたしの言葉と共にきらきらしたいのです。
たとえ理解されなくても、それでもいいのです。

そんなわたしのことばたちを、どうぞお楽しみに。

そのことばたちは、こちらのイベントで展示予定です。

今回はこの辺で。
どこかでまたお会いしましょう。