2026年4月21日

いい映画いっぱいあるのに! ~ ブレスラウの凶禍


ポーランドのヴロツワフで牛革に入れられた遺体が見ったのを皮切りに、一日一体、遺体が発見される。

凄惨な事件を追うのは一見冷徹な刑事ヘレナと新たに相棒となったイウォナ。
彼女たちが真相に迫る時、意外な展開が待ち受ける。


今回はポーランド製の重厚なサウペンスをご紹介。

タイトルにもなっている「ブレスラウの凶禍」とは、18世紀にフリードリヒ2世によってブレスラウを中心地にしようという計画があり、その際に疫病を排除しようして犯罪者を処刑した疫病週間のこと。

どうやら監督の創作らしいんだけど、その設定だけでもワクワクするよね。

次々見つかる遺体に、「堕落者」「略奪者」といった名が刻み込まれていることから、その疫病週間を模した犯行ではないか・・・という展開になっていくのです。

世間ではポーランド版『セブン』と呼ばれているくらい、残酷かつ先の読めない展開にぐいぐい引き込まれていく上質なサスペンスなのです。


刑事が主人公の作品の中でも、こちらは珍しく女性バディもので、この二人がめちゃめちゃかっこいいのもミソ。

暗い過去を持ち冷徹に振る舞うヘレナと、新たに相棒となった切れ者かつ情に厚いイウォナ。
彼女たちの化学反応が胸熱なのです。

ただ一つ、解剖シーンや殺戮シーンがかなり生々しく、R18ついてるくらい残酷だから、そういう描写が苦手な人はご遠慮ください・・・。

それだけ、映像・役者陣の演技・脚本のすべてにおいて決して手を抜かない、徹底した作り込みから熱意がひしひしと伝わってくる素晴らしい作品です。ぜひご覧ください!

●『ブレスラウの凶禍』(2018年)
  • 監督パトリック・ベガ
  • 出演 マウゴジャータ・コズホフスカ / ダリア・ビダフスカ / カタジナ・ブヤキビッチ

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  • 記事を書いた人
    アサミヤカオリ
【AWAP公式ブロガー】1983年生まれ 大阪出身・徳島在住。アクリル・ペン画・クレヨン・Photoshopなど、様々な画材を用いて作成。リアル路線の人物画〜おもしろテイストのエッセイコミックまでタッチも様々。展示会出展、CDアートワーク、似顔絵作成、映画ブログなど多方面で活動中。

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